『米織小紋』は、米沢織の「細番手、先染め、紋織り」の特長を活かし、 日本古来の小紋柄を織で表現した織物です。 通常、小紋柄は捺染と呼ばれるプリントの手法を用いて作られますが、 『米織小紋』ではあえて織で表現し、織物ならではの風合いにこだわりました。 柄に対して色の組み合わせや小紋柄のサイズ、アイテム自体の機能を考え ”今”のライフスタイルに調和する和のアクセントとなるアイテムを提案しています。 |
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米織小紋はベーシックとなる柄が12柄あります。(2014年4月に全16柄になります。) よく「柄が多すぎて、悩んじゃうなぁ〜」とお声をいただきます。 悩む楽しさも米織小紋の魅力のひとつです。 また季節ごとに限定柄も登場いたします。 織生産は一回限りで在庫がなくなれば終了となっております。 |
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文様:豆絞り 色名:こけいろ(苔色) | 文様:唐草 色名:こいあい(濃藍) | ||||||||||||||||||||||||||
本来豆絞りとは、 紺地に白、または白地に紺色。豆粒のような 小さな丸を並べた絞り染めのこと。 現在では多様な色で展開されています。 手ぬぐいといえば、豆絞りというように代表的な文様です。 |
唐草文様とは、植物の茎や蔓(つる)が描く波状の連続文様のことです。また、唐草文様には、茎や蔓だけではなく、花や果実、動物などを絡めた文様もあります。英語では arabesque(アラベスク)といいます。 | ||||||||||||||||||||||||||
文様:鮫小紋 色名:てつぐろ(鉄黒) | 文様:分銅つなぎ 色名:はなあさぎ(花浅葱) | ||||||||||||||||||||||||||
鮫の皮のように細かい点で円弧形を重ねた模様を表した小紋。 小紋といえば鮫小紋を連想するほど有名な柄。 大きさや表情の違いにより三位の鮫、 二タリ鮫、カ印の鮫、サ印の鮫、極鮫、丁子鮫などと呼ばれます。 |
波形の曲線を斜めに交差させた連続模様。 線に囲まれた桝目を、秤(はかり)で物の目方を量る時に使う重りの「分銅(ふんどう)」に見立て、名付けられた。分銅は「宝尽くし」に含まれる伝統的な吉祥文様のひとつ。 |
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文様:桜 色名:さくらねず(桜鼠) | 文様:梅 色名:こいくれない(濃紅) | ||||||||||||||||||||||||||
平安時代には、「花」といえば「桜」のことを指すようになったほど、日本では古くから愛されてきました。 多様にデザインされ、たくさんの意匠を見る事ができます。 |
梅の原産地は中国ですが、奈良時代にはすでに日本に伝えられていました。 「松竹梅」としてなど、吉祥紋として親しまれています。 |
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文様:鹿の子 色名:すみ(墨) | 文様:茄子 色名:くわのみいろ(桑の実色) | ||||||||||||||||||||||||||
鹿の子とは、染めの布を白い粒状に隆起させて染め出した「鹿の子染め」からきています。 小鹿の白い斑点を思わせるところから、名前がつきました。 |
一富士二鷹三茄子と初夢の吉夢とされているように吉祥紋として知られ、茄子は物事の成りなすにかけたもの。立身出世、大願成就のおめでたい文様として江戸時代から愛されてきたました。 | ||||||||||||||||||||||||||
文様:七宝 色名:ひわいろ(鶸色) | 文様:亀甲つなぎ 色名:あんこうしょく(暗紅色) | ||||||||||||||||||||||||||
輪つなぎの文様で、四方八方に輪が広がります。 仏教でいう七つの宝は金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ・瑪瑙・真珠。人と人との縁は、何よりもかけがえのない宝物であり、目に見えないものの、当時の財宝すべての物質「七宝」と同等の価値があるという意味があります。 |
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亀甲文様とは正六角形の幾何学模様を指します。形が亀の甲羅に似ているのでその呼び名が付きましたが、亀の甲羅を象ったものではありません。正六角形単独のものを亀甲形と呼び、左右上下に連続したものを亀甲つなぎといいます。 | |||||||||||||||||||||||||||
文様:網代(檜垣) 色名:こんぺき(紺碧) | 文様:麻の葉 色名:えびいろ(葡萄色) | ||||||||||||||||||||||||||
器物文様の一つ。竹や葦、檜皮を薄く削ったものを交差させて組んだものが網代。衝立や天井などの建築に用いられてきた。 この網代を文様化したもの。 植物紋との組み合わせもあり様々な表現がとられています。 |
六角形を組み合わせた文様が麻の葉っぱに似ていたことから名付けられました。 また麻が短い期間で育つのにあやかり、現在では赤ちゃんの肌着の柄に多く用られています。 |
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文様:市松 色名:あいてつ(藍鉄) | 文様:矢羽根 色名:えんじ(臙脂) | ||||||||||||||||||||||||||
古くからは石畳と呼ばれる柄。江戸中期、歌舞伎役者佐野川市松が役で用いた衣装だったことから、市松格子と呼ばれるようになりました。 | 矢の上部につける、鷲や鷹などの羽根を「矢羽」といい、 江戸時代、結婚の際に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない(射た矢は戻ってこない)ことから、縁起柄とされています。 | ||||||||||||||||||||||||||
文様:鱗(うろこ) 色名:びんろうじぞめ(檳榔子染) |
文様:紗綾形(さやがた) 色名:りきゅうちゃ(利休茶) |
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能の装束にも使われ、龍の鱗をあらわす紋様と言われています。銅鐸や土器にもルーツとされる模様が見られ、信仰上の重要な意味をもっていたようです。魔除け、厄除けの柄として用いられます。 | 桃山時代に中国から輸入された絹織物・紗綾に多く見られた模様のため紗綾形と呼ばれています。「卍崩し」「雷文繋ぎ」などとも呼ばれます。昔の女性の慶事礼装用の白襟には紗綾形と決まっていました。 | ||||||||||||||||||||||||||
米織小紋が生まれた背景や、米沢織についてはこちらから… | |||||||||||||||||||||||||||
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